製造工程
八戸東洋の安心・安全を支える製造環境や取り組みのご紹介。
FD(フリーズドライ)工場
八戸東洋でのフリーズドライ製造は、東洋水産グループの中でも一番の歴史と実績があり、グループ内でも約8割の製造をになっています。(2018年時点)
フリーズドライ製法は、食品を凍結したところで、凍った水分だけを真空状態で蒸発させる製法です。気圧が低くなると水の沸点が下がることを利用し、真空凍結乾燥釜の中でほぼ真空の状態を作りだし、凍った状態から水分だけを低温のまま沸騰(蒸発)させます。長期間保存でき、素材本来の風味を逃さず、湯戻しすることで、そのままの味、食感、香り栄養成分を保持できます。
フリーズドライ商品ができるまで
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- STEP 1スープ製造
- スープのベースを釜にいれ、加熱しながら、撹拌します。
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- STEP 2トレー充填
- できたスープと具材をトレーに充填していきます。
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- STEP 3凍結
- トレーに充填したものを凍結庫に入れ凍結します。
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- STEP 4真空凍結乾燥
- 凍結したものを真空乾燥庫の中に入れます。氷になっていたスープの水分が、溶けることなく水蒸気になって蒸発(昇華)、乾燥させます。
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- STEP 5検品
- 製品毎にロット毎の各種検査(官能検査、細菌検査、水分検査など)を行います。
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- STEP 6包装・梱包
- 自動装置により、一食毎に異物検査(金属探知機、X線検査)、重量チェックを行いながら、製品を包装・梱包します。
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- STEP 7出荷
- 出荷され、皆さまへお届けします。
調理品工場(即席麺用具材ライン)
即席麺用具材ができるまで
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- STEP 1原料材料受け入れ
- 生鮮野菜など
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- STEP 2加工
- ニーダーで味付け等を行います。
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- STEP 3真空パック・検査
- 包装フィルムに充填して、真空パックします。パック後には、目視検査や異物検査(金属探知機、X線検査など)を行います。
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- STEP 4殺菌
- 専用の釜で殺菌します。
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- STEP 5検査
- ロット毎に、各種検査(官能検査、細菌検査など)を行います。
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- STEP 6箱詰・出荷
- 箱詰をして出荷されます。
水産営業
水産営業では、主に八戸前沖で漁獲されるイカ、サバ、イワシの生鮮・冷凍での買付と、各地への原料販売を行っております。